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2005年08月03日

アフリカ ゼロ年

先日、日本ではLive8が開催されました。
それに続きG8も開催され、世界では今"アフリカ"に焦点をあて貧困が問われています。
そんな⑦月、日本でなんともタイムリーに放送されたNHKスペシャル【アフリカ ゼロ年】シリーズ。
④回のうち①、③回分は録画し(②回目は逃しました・・・)、④回目を見ました。

南アフリカのエイズ患者は世界で最も多い530万人。
10年前に治療薬が開発され今やエイズは不治の病とは言えません。
けれど、高額な特許料という難題を抱え途上国では薬が行き渡らず、南アフリカでは年に40万人が亡くなっています。
自由貿易の拡大とともに知的所有権保護が進んだことで、新たな悲劇が起きているのです・・・

その現状は悲惨であり、未来への警鐘はとても切実でした。
ドキュメンタリーというものは少なからず製作側の主観を通して見ることになるので
鵜呑みにしないのが私の考えですが、それにしても考えさせられる。
何せアメリカは南アフリカとFTAを結ぶことによって更に知的財産保護を強化するよう途上国に迫っている。
結果、南アフリカを始め途上国で最も人々に必要とされている医薬品や生活必需品の価格が、
"知的財産保護"、つまり特許を有する企業の利益保護
(それによって更に進んだ研究を可能とするためと企業は主張しましたが)という先進国の都合で低価格化が不可能になる。
アフリカはいつまでもエイズや貧困という難題を抱えたまま先進国の犠牲となり続けなくてはならないのです。

印象的な言葉がありました。
「グローバル化の難点は、強い者が世界のルールを決めてしまう傾向にあることだ」
そのルールは、決して途上国のためのものではありません。

by tiduru@toki at : 2005年08月03日 23:47

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