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2005年02月27日

★『ロミオとジュリエット』(4・5・6回目 / 大千秋楽)

(2/23, 24, 25観劇)

えと、仙台まで行ってきました・・・(笑
正直ここまでやる自分に一番驚いているのはわたしです。

仙台公演の3日間のソワレを観劇しました。実に4公演中の3回。
23日の早朝(5時!)に仙台に着き、シャワー付きの漫画喫茶とスタバに3日間非常にお世話になりました。

↓マキュのことばっかりですが(笑

まず23日の公演を観て驚いたのが、鈴木さん@マキューシオの芝居が変わっていたこと。
とはいえ大阪での1回しか鈴木さんのマキューシオは観ていないのですが、直感的に「あれ、違う!」と。
特にマキューシオの死のシーン。
大阪では洋さん@マキューシオの路線を汲んだ(芝居が似てるというわけではなく;;)の芝居だったのですが、
それが仙台では違って、がらっと変わった雰囲気のマキューシオ像が出来上がってました。
わたしが言葉で説明するのも難しいのですが、マキューシオが倒れロミオが彼を抱いてからの会話、
マキューシオが泣きじゃくるようにロミオに叫び、ロミオが静かに苦しそうに涙を浮かべて応える。
ああ、マキューシオは悲しかったんだ・・・ロミオを愛する故に悲しかったんだ、という気持ちで胸がいっぱいに。
以前の芝居では「何で割って入ったんだ」「お前らのくだらない争いのせいで俺は死ぬ」という、
言葉通りマキューシオが自分のために感じる悔しさをまず感じたのですが、仙台でのお芝居は、
「お前のためにやったのになぜお前は・・・」というロミオのための悔しさと憤りを感じる悲しみの叫びでした。
マキューシオはロミオとジュリエットの結婚については全く何も知らないので、
ロミオがティボルトに対して「きみを愛している」と言い放ったのは晴天の霹靂だったはずです。
「あーあ、面目丸つぶれ」という台詞も、
ロミオがティボルトの肩を持ったことで自分が正当化できない=自分の面目が立たない。という思いよりも、
理解できないロミオに対する素直な嫉妬(ロミオの愛情が他に向けられ拗ねた)から放った言葉みたい。
鈴木さんの「マキューシオはロミオを愛してるんです。それこそ女性がロミオを想うように」
という言葉を思い出しました。その上でのマキューシオの心境を改めて考えさせられたのです。
「いかにマキューシオがロミオを愛しているかを表現したい」
と仰っていた鈴木さんがたどり着いたマキューシオの悲しみがここに現されている、と心を打たれました。
マキューシオの雰囲気が変わって来ているので、竜也くんのロミオも調子が変わっていました。
ストイックさがある洋さんのマキュとはまた違った、鈴木さんのフランクさがロミオをより開放的にしてるのかも。
公演を重ねるごとに、竜也くんはよりロミオの喜び、悲しみを体言するのが巧みになっていると感じます。
浮かれたロミオの「えへへ、あはは」というため息を漏らすような笑い方とか、わたし大好きですv
そして杏ちゃんのジュリエットも、中盤以降の女性としての強さに磨きが掛かっていました。
舞台の上で成長を遂げるジュリエットの凄さはもちろん、毎日毎日それをリセットできる杏ちゃんの技量に感嘆!
あとですね、24日、観劇5回目にして初めて、
冒頭で人形を抱えてジュリエットに追いかけられているのが宮田くんだということに気付きました。あー・・・


ここからは千秋楽のお話。
とうとうこの日が来てしまったんだと、寂しいような嬉しいような気持ちでした。どの演目も楽日はそうですね。
これで本当に見納めだと思うと、席に座って開演を待っている時間が堪らなくて。
『ロミジュリ』はwowowで放送が決まっていましたけど、鈴木さん@マキュはこれが最後。
だから"鈴木さん@マキュと親友の竜也くん@ロミオ"も最後なのです。
そんな事を考えたせいか、松明のシーンでロミオとマキューシオが一緒に舞台に現れた瞬間に涙がぶわっと・・・
そんなところで泣くとは思ってなかったので自分にびっくりしつつ、
こんな早くから泣いてたら変だと思われちゃう!と堪えようとしましたが無理でした・・・
ふたりが冗談を掛け合っている、楽しくて幸せなシーンなのに、ふたりのことを思うと悲しくて悲しくて。
結局マキュの死のシーンになる頃にはぼろぼろで、ちょこっと頭が痛かった(笑
2部はまだわたし的には平常を保っていられたので、カーテンコールでは笑顔で拍手ができました。
蜷川演出にしては変わった趣向で、カテコでは出演者がサインしたゴムボールを客席に投げるというイベント!
残念ながらわたしの元には降って来ませんでしたが、晴れ晴れとした出演者の顔とうっすらと見える涙に感動っ
皆さん抱き合ったり握手し合ったり。竜也くんも杏ちゃんも感極まってたし、鈴木さんもはしゃいでた!
宮田くんも泣いてました。そこでまた思わずわたしもぼろっと涙を誘われ・・・
あ、義太夫さんが遊ばれてたのは微笑ましかったかな☆帽子は無いverの方がすきです~
公演期間としては3ヶ月弱。長かった分、カンパニーの絆も深いのだと伺えるカテコでした。

『ロミオとジュリエット』、関わった全ての方に、お疲れさまと、有難うございました!

by tiduru at : 2005年02月27日 18:02

| [『ロミオとジュリエット』][舞台:蜷川演出]

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