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2004年11月11日
ちょっと思ったこと・・・
心を持たないハウルが、誰よりも戦争に心を痛めた。
映画『ハウルの動く城』を観て、これはとても印象に残ったことです。
『ハウルの動く城』は戦火の物語です。
兵隊が戦地へ送り出されるシーン、攻撃を受けた艦隊が港に戻ってくるシーン、
ハウルが姿を変えて戦火の中を飛び戦うシーン、そしてみんなを襲う空襲…
映画の中で描かれるそれらは、ファンタジーである部分を交えながらもとてもリアルです。
みんなが戦争に熱狂する中、ハウルだけは違いました。
戦争を嘆き、悲しみ、そして憎んでいました。だからハウルはひとり戦っていた。
そう、ハウルは戦っていた。
わたしたちはいつも、戦争を第三者の立場から捉えて批判なり許容なりします。
でも時に問われることがあるように、それってとても無責任なのかもしれません。
ハウルは戦場を知らずにただ「戦争は嫌いだ」と逃げていたのではなくて、
戦場に自ら赴き知ったうえで、凛として抵抗していたように思えます。
それもひとつの、メッセージなのかもしれないなぁと思ったのです。
by tiduru at : 17:05 | [#Diana Wynne Jones] | コメント (0)